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<<   作成日時 : 2010/06/01 03:07   >>

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とらドラ!第10話 『花火』


【あらすじ】
本当にお化けが出て結局寝られなかった竜次と大河。みのりんを怖がらせる作戦、どうするよ?となった所に北村が登場、北村もその怖がらせる作戦に加担することになる。というか北村主導でぐんぐんとみのりん怖がらせる計画がリスタートしていく。

そして作戦の一環で、いかにも恐そうな洞窟を探検する一行。
事前に北村がトラップを仕掛けるが、竜次は北村トラップ以外の、濡れた髪の毛?のようなものに気づく。そう、昨夜のベッドに出た幽霊の痕跡と酷似した……。



【以降、詳細】

・ベッドにワカメの霊?が出てしまった竜次・大河。寝られなかったらしい。しかし早朝のシーン、青っぽいトーンで見事に早朝の空気感が出ているね。すごくいいよなんとなく。


・大河「プレゼントなの!……みのりんは本当は三度の飯よりホラーが好きなの」
→……うむ。これは大河の誤魔化しなんだろうけど、実は当たってるっていう。


・上の大河の台詞の後、北村が大河の顔を覗き込むけど、これって北村的には
「それ誤魔化すために嘘ついたんだろうけど当たってるよ!」
っていう驚きの顔、だったのかな。もうこの時点でみのりんとグルでしょ?


・北村「よし!俺も仲間に入れてくれ」
→最初からそのつもりだったんだろうけど、頭の回転が速いようにも演技派にも見える。北村の「天然っぽいように見せかけてお見通し」感が、ここにも垣間見えるかな〜なんて。


・朝早起きして朝食と弁当(昼食)を作る竜次。卵焼きが旨そう。それを手伝うみのりん。みのりんも料理上手。2人はやっぱいい感じですな〜と。

この辺を見ると、「みのりんと竜次がくっついてもいいよな〜」なんて、答えが分かってるにもかかわらずそんなこと思っちゃうから、このアニメは良いってか凄いよな。


・玉ねぎ目にしみたとき、みのりん「高須君?」は…気づいてはいないんだな竜次の恋心に。


・好きな人に「とっても素敵だと思いマス」「高須君のお嫁になる娘は幸せだね」とか言われたらそりゃ赤くもなる。


・竜次「きしえだ!」
 みのりん「なんだい、高須きゅん」
→返しが良いなあ、みのりん。


・みのりん「(きのうの幽霊トーク)あれ、誰にも内緒ね。(中略)油断した。失言だわ。でも高須君が相手でよかった」
→すごく、竜次を信頼しているね、みのりん。それは恋愛感情ではないような気もする。だが、一人の男として信頼している気もする。ああ、どっちなんだ笑
今のところ俺の見解は「信頼できる友人」くらいでいきましょうか。
でも、いい関係、いい距離感と信頼感だと思うよみのりんと竜次。微笑ましいし切ないな。


・そしてその一連の会話を聞いていた亜美。竜次がみのりんに想いを寄せていることを再確認、ってかあの2人、距離が縮まったか…ふむ。と言ったところかな。そして自分の、次の行動(打つ手)を考える、と言ったところか。やはり一番女っぽいなあ。


・みのりんが海に飛び込むとき「こまちエンジェル!」って言ってるけどB'zですねw
ここ、対訳つきの動画とかで観ると「I'm taking off!」ってなってるw
そりゃそんなの直訳できねえし、いちいち注訳もできねえよってところだろうけどw面白いなーと。


・大河はここで「みのりん元気……」と言い、立ちながら寝てるっぽい…w 朝方寝れなくて、昼になると眠くなっちゃうってこと、よくあるよね。


・亜美たん今日もナルシストだよ


・蝶ネクタイがビキニから外れたときの竜次の衝撃走った顔ww
亜美の「じゃあつけて」竜次「ことわる!」も笑える。
ことわる!の声がなんか可愛らしいwwww


・亜美「どうして高須君はみのりちゃんを楽しませてあげたいの?」
→実際は「恐がらせる」なんだけど。しかし何でこんな質問を?
竜次の口から、みのりんへの想いを聞きたかったのかねえ?


大河「え?みのりんが?(昼飯作るの手伝ったの?)」「ほー……」
→大河としては(あれ?いつのまにか進展してんじゃん)という感じか?


・この辺で気が変わり作戦に参加する亜美。うむ……。何だろうな、うまく言語化できないが。多分先ほどの竜次に対する質問は「みのりちゃんのことが好きってはっきり言えばいいのに」と思ったんだろうね。
んで自分も竜次が好きだからなんかふて腐れてしまった。しかし、見かねたのか、それとも竜次と2人になるチャンスと思ったのか、作戦に加担する。ってとこか・・・?この解説、あってるの?笑


・竜次「あいつ(北村)を仲間にしたのは正解だったな…」
→本当は、竜次・大河を騙すために張り切ってるんだけどねw


・大河「あの(北村の)口車、かっこいい…」
→口車は褒め言葉ではありません


・北村トラップの油揚げ。ギャグパートっすね。


・女の髪の毛的な、北村の仕込みではないものを手にする竜次。まさか、ガチ……!(って、まあこれも仕込みなんだけどな)>ネタばれ
仕掛け人だけどびびり出す竜次と大河。


・亜美ちゃん、ここでだるそうにしてパーティから離脱。別の道(近道)を行ってしまう。それを追いかける竜次。亜美と二人きりで、交わした言葉。

亜美「じゃあ私が高須君のことを置いていっちゃったらどうする?怖い?私と離れ離れになるのが不安?寂しい?私と離れたくないって思ってくれる?私が必要?」

→畳み掛ける亜美たん。誘き寄せて一人にして攻撃。さすが策士!おちょくっているように聞こえて、やっぱ、本気なんだろうなあ。


・亜美たんは攻撃(アプローチ)の手を緩めない。あれ迷っちゃった…と弱さをさらけだしておいて「嘘ぴょーん」攻撃。この辺も、「やっぱり私を必要としてくれるんでしょ?」っていうアピールなんだろうなあ。うぜー女www


・亜美「高須君にあの娘(みのりん)は合わないと思うよ。」「だって高須君は「月」だから。みのりちゃんは「太陽」。そばにいたら焼き尽くされて、消えるだけだと思うな。」
「だって、高須君はみのりちゃんのこと、ぶったり出来ないでしょう?憧れだけじゃ対等になれない。対等になれるのは、あたしみたいな…」


→月と太陽の比喩ってあんまり俺はピンと来てないんだけど。なんとなくは分かるけどね?たしかに、みのりんは太陽であって、竜次を照らす太陽のような存在だけど、本当に対等な関係として付き合えるのか?という問題(まあそりゃ付き合ってみなきゃわからんけど)。
まあ、あれだ。好き・可愛い・だけで結婚してその後の生活上手くいくか、と?そういう話だ。(本当かよw)
その点私ならOKっしょ。という踏み込んだアピールまでした亜美たん


この台詞は、「月」と「太陽」という、同じ空に隣同士には決して並びえないもの、というニュアンスが含まれていると俺は思う。
月がどんなに太陽に憧れても、太陽が沈んでからしか月は輝けない。
それは、竜次がどんなに恋焦れても、決してみのりとは結ばれない、というこの作品の構図と似ていると思う。
ちなみに、なぜ結ばれないのかは大河がいるからである。
その辺まで示唆して、亜美はこの台詞を言ったのだろうか…?などと邪推もする。
ただ、この時の亜美は、「大河ではなく私と…」という気持ちが強いと思う(大河を評価しているけれども、「なんで保護者やってるの?」とチクチク言ってるあたり、そんな感じがする)。


・味方と思わせといて、騙す。どっきりのどっきり。
どっきりのターゲットと思わせておいて、実は仕掛け人。
すなわちこれミステリ(違うだろ)。
北村と最優秀男優賞、みのりんには最優秀女優賞をあげたい見事な演技。


・懐中電灯の電池切れるのも仕掛けだったのか。


・「まんじゅうこわいメソッド」
→まんじゅうこわいって言ってた奴に、まんじゅう食わせてやろうと思

って差し上げたらうまそうに食ったという。
あれですな。


・この辺から花火シーン。重要なところだね。


・亜美「ほんと、いい迷惑」
→亜美だけ関係ないからね。怖がらせるほうでも怖がるほうでもなく。


・竜次「(亜美に対して)俺はお前がいないと寂しいぞ。ってか、俺が寂しがるかじゃなくて、お前が寂しいかどうかじゃねーの?」
→それは違うと思うな。恋愛は見返りを「求める」んだよな。
大河だって、いつぞやのプール対決のとき、「あんたは私に対してどう思ってんの?」っていうのをうまく言語化はしてないけど、そういう気持ちだったわけだし。…まあ、それが結局「自分が寂しい」に直結するのか?
なんかよく分からなくなってきた。

でも、相手にどう思われているんだろう?って考えるのは普通のことじゃないのかなあ。
これは本当に個人的な考えで、俺が竜次の意図していることを汲み取れてないだけかもしれないけれど、俺が思うに、
やっぱり竜次は「わかってない」なあ。って感じ。
結局これって、亜美の好意に気づいていないってことでしょ?


・亜美「自分が寂しいかどうかなんて、考えたこともない」
 竜次「じゃあ考えろよ。ちゃんと」
 亜美「それ、辛くない?」
 竜次「辛くなったら、それを真っ直ぐ表現すりゃいいじゃねーか」

→自分が寂しいなんて思わないように思わないように、自分を誤魔化して生きてきた亜美だから、竜次はこんなことを言ってるんだろう。
「真っ直ぐに表現」は、亜美がある種羨望した大河のような、感情をストレートに出すという生き方。

でもさ、亜美はすごく真っ直ぐ感情を表現してると思うな。や、かなり策士めいてはいるけどもw、竜次に対して大胆なアプローチに出てるよ。これは「真っ直ぐな表現」なんじゃないかなあと俺は思うのです


・竜次「だって俺たちは……」
 亜美「『対等』って?」

→竜次と亜美の関係は「対等」。これ以降の話でも、学校での自販機前対談なんかは彼らの「対等」の関係を象徴している。大河とも、竜次は「対等」とも言えるかも……いや、言えないな。「保護者」だし「犬」だもんなあ。
もしかしたら、亜美の論法は「対等だからこそ結ばれる」で、竜次は「対等だから友達」という感覚なのかもしれんなあ、と思う。
(竜次はそこまで、亜美との関係を分析的に見てないし、はっきりと考えてないだろうけど)


・亜美「高須君ってさ、たまに優しいんだから」
→いや、いつも竜次は優しいよ。それが命取りになる・・・


・しかしこのシーンだけ見ると、亜美に感情移入するというか応援したくなるというか。竜次に視点を置くと、みのりんと結ばれればいいのになって応援したくなるけれども。


・あー、あーみんのパート長かった〜。こっからみのりんパート。2人で花火シーン。

竜次「(みのりに対して)お前といると、楽しい」
→亜美が竜次に踏み込んだように、竜次はみのりんに踏み込んでいく
みのりんも「本当に楽しかった」と応じる。再びいい雰囲気。


・みのり「高須君に幽霊見せてあげたくて」
さらっと意味深。「恋させてあげたい」ってこと?まあ、洒落的なもので深い意味はないのかな?「本当の意味で幽霊みせるんかい」的な。


・みのり「高須君はさ、何で私を怖がらせようと思ったの?」「高須君は人が嫌がることは絶対にしない」「その高須君が、どうしてこんなことをしたんだろう?私はそれが知りたいと思ってる。本当に不思議に思ってるの」

→「みのりんを怖がらせてナイト登場!作戦」だったんだよね。怖がらせて俺に目を向けさせてやる!という趣旨だった。
この様子だと、みのりんはそこまでは見透かせなかったんだろう。
もしかしたら竜次が自分のことが好きだから、脅かそうとしたっていうこと、つまり正解を見透かしていたのかなーとも考えられるけど、「本当に不思議に思ってる」らしいので前者で。


・んでその竜次の回答は、
「幽霊を見せたかった」から。
→これ、前回レビューで触れたとおり、「幽霊」=「恋愛」ってことで、それをお互い明言していないながらも、それが前提でしゃべってたわけじゃん。だからここの「幽霊を見せたかった」は本当に、正解なわけ
。んで、これにみのりんが、気づかないはずがない。でもわざとぼかした表現にして、2人はそれでいいと思ってるみたい。

もう告白に近いと思うけど、でも違う。そんなギリギリの言葉遊びを楽しんでいるかのよう。

ここでもう、竜次いっちゃえよー、と思ったり思わなかったり。
ここでいかなくても、このまま行けば2人付き合うでしょこれ。と思えるよなー。


・そして、大河が寂しく線香花火するシーンが少し写る。寂しそうだ。
だろうなあ。


・旅が終わって、帰宅途中。
ここが、正ヒロイン(?)大河パートといったところでしょうか(一瞬だけど)。正直、初回視聴では見逃してたわ。

大河「疲れてるんだから主婦くさい用事で話しかけないで」
竜次「はいはい」
→なんか竜次、反応薄いよね。昨夜はみのりんと話し込んでた竜次。大河は、本当は寂しかったんでしょうね。んで、今の台詞でかまってもらえると思ったけど、さらっと流された。そしてその後の表情。
涙ぐむような、悲しい表情
そしていつもなら大声出して追いかけるところを、黙って竜次の後をついていく

亜美からのアプローチ、みのりとの対話。そんなこんなで、自分から竜次が離れていくような、自分だけの竜次でないような、距離が開いてしまったような、そんな違和感。まあそんなところでしょう、大河が感じたのは。
一瞬なんで見逃すなよ、って感じの演出が憎いね。見逃すっての。



内容に関しては以上。
まとめると、

亜美→竜次と対等な関係を構築。
みのり→竜次といい感じ
大河→なんだかんだ作戦は成功したみたいだけどなんか、寂しい?

ってかんじ。
竜次は、みのりんとはいい感じだけど、他からは、あいかわらず鈍いね。

北村は……一人客観的視点で「青春はいいねえ〜」とか思ってそうだ。



気になったことは、みのりんの感情かな。
彼女はこの時点で、竜次に好意を大きく抱いたのは間違いないけれど、
相変わらずそれが「どの程度」なのか。
「幽霊」トークではぐらかしてるとことか、すばらしいシーンだけど正直、はっきりしろって思う。
この時に竜次が告白したら、OKなのか、否か。原作では知らないけれど、みのりんの感情は

「まあ、竜次と一緒にいるのもまんざらではない」

みたいな位置づけしか見えてなくて、他の2人に比べて感情がぼやけてると思うので。
そこをどう読み取っていくかが今後の課題ですな。



いやあー、しかし青春やねえ。夏、海、水着の女の子って。そんなリア充認めないよ




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