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zoom RSS パンクロック以降のロックの歴史(メモ)・・・・・その1、77年からオルタナまで

<<   作成日時 : 2010/06/29 22:23   >>

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これは自分で(主観入りで)まとめたものです。



・80s前夜
70年代は、機材向上による大音量でブルースを誇張したハードロック(代表格はレッドツェッペリン、ディープパープル、ブラックサバス、キッス、クイーン)や、
クラシックの要素と幻想的で長尺な曲などが特徴のプログレッシブロックピンクフロイド、キングクリムゾン、イエス、エマーソン、レイク&パーマー、ジェネシス等)が席巻していた。




これに対し、70年代後半にパンクロックが現われる。

パンクとは、音楽的にはあれだ、3コードでパワーコードかき鳴らして、リズムはシンプルなビートで荒く激しい演奏、というところだ。


パンクロックのルーツとしては、グラムロック(化粧してるロック)ながら荒々しい音を出していたニューヨーク・ドールズガレージロックとも言われる荒くうるさい音を出していたMC5イギー・ポップパブロックドクターフィールグッドのなどのミュージシャンらがいる。


パンクの起こりはアメリカ、ニューヨークである。ラモーンズ、パティ・スミス、テレヴィジョンなどが挙げられる。彼らはオリジナルパンクともNYパンクとも呼ばれるが、商業的には成功しなかった。


しかし、ラモーンズのイギリス公演に影響を受けたのか、ロンドンでパンクロックに火がつく。
セックスピストルズ、ザ・クラッシュ、ダムド、ザ・ジャム、ストラングラースなどがロンドンパンクの代表格。
セックスピストルズのアルバムが出た1977年にパンクムーブメントは絶頂を迎えるが、ピストルズは1年で解散し、ムーブメントは消滅する。



・ニューウェイヴ、ポストパンク
パンクは崩壊していく中、パンクバンド達はその挑戦的な精神はそのままに、サウンドはロック以外へ模索していく。
ピストルズのボーカルのジョン・ライドンはP.I..Lを結成し実験的でダブを取り入れた音楽を、クラッシュは「ロンドン・コーリング」でロカビリー、スカ、レゲエを取り入れ、ザ・ジャムのポール・ウェラーはスタイル・カウンシルでお洒落な(歌詞は政治的だけど)ポップを。
それぞれのパンクロッカーたちは様々な音楽を切り開いていく。

このようなパンク以降におきた新しい音楽への運動をニューウェーヴと呼ぶ。

グラムロックの雄、デヴィット・ボウイのロウ・ヒーローズなどの作品も、ニューウェーヴを予見したものだといわれている、らしい。




ウィキペディアを真似して、一応系統わけしてみる。

レゲエダブアバンギャルド系・・・
ザ・スリッツ、ポップグループ

スカ系 ・・・ズッチャズッチャのリズムのやつ。
ザ・スペシャルズ

ポスト・パンク系・・・鋭いギター音が特徴。(ニューウェーヴ≒ポストパンクという押えでもいいけど、実際は違う)
P.I.L、ワイヤー、マガジン、キリングジョーク、ギャングオブフォー

ゴス系・・・いわゆる中世趣味+グラム?当時はポジパンと言われた。ヴィジュアル系の源流
バウハウス、ジョイディヴィジョン、ザ・キュアー、スージー&バンシーズ

アフロビート系
トーキングヘッズ

エレクトロ系・・・日本でいう「テクノポップ」。日本のバンドではYMOが超有名。シンセやデジタル音を取り入れたバンド。(ニューウェーヴ=テクノポップという印象が日本では強い。)
クラフトワーク、ニューオーダー、デペッシュモード、DEVO、ウルトラヴォックス

ネオアコ系・・・日本だけの造語。おしゃれでクリーントーンのギター主体のポップ。
アズテックカメラ、オレンジジュース、ペイルファウンティンズ、スタイルカウンシル

ネオサイケ系・・・パンクを通過したサイケ
エコー&ザ・バニーメン







・80sメインストリーム

アメリカではパンクは商業的に成功しなかったので、ヴァン・ヘイレンなどのハードロックは相変わらず猛威。
ハードロックはさらに様式美化、テクニック主義化してへヴィメタルとなる。
そして日本でいうLAメタルが出現。
モトリークルー、ラットなどである。


オーストラリアからAC/DC、ドイツからはハロウィンなど、全世界的にメタル時代到来。

80年代中期〜後期にかけては、低迷していたエアロスミスが復活。ポップなメタルなボンジョビ、そしてガンズ&ローゼスが出現してメタルシーンは絶頂を迎える。


イギリスでもパンクブームが消滅後、ブリティッシュ・へヴューメタルが出現ニューウェーヴオブへヴィメタルとか呼ばれる。アイアンメイデン、デフレパードなど。



そして、イギリスからアメリカに上陸したのはニューロマンティクス。音楽的には様々であるが、イケメンor衝撃的なヴィジュアル(グラム風)で、打ち込みやシンセを導入したポップ。ニューウェーヴの一部としてとらえてもいいと思ってる。
代表格はデュランデュラン、カルチャークラブ、ジャパン、ヒューマンリーグ、ソフトシェルなど。
80s洋楽な音である。


ミュージックビデオ専門チャンネル「MTV」の存在も流行の原因。ルックスの良さやPVの面白さで人気が出る。マイケルジャクソンやマドンナもMTV世代。


イギリスのバンドでは、パンク〜ニューウェーヴ出身から、ザ・ポリス、エルビス・コステロ、キュアー、デペッシュモード、ジーザス&メリーチェインなどが活躍、成功を収める。



そしてアイルランドから硬質なディレイ・ギターサウンドを持つU2、そしてイギリスから暗い歌詞ときらびやかなギターで一斉風靡したザ・スミス

スミスは短命に終わったけど、イギリスからアメリカで売れるバンド多い中、非常にイギリスらしいバンドとして今でも固い評価を受けてますね。




・80sアンダークラウンド

イギリスのパンクはニューロマを目の敵にしたOiパンク(代表格はシャム69)と、パンクの政治的な思想を継承するハードコアパンクに分かれる。

ハードコア・パンクは音楽的には、まさにロックのコア(核)をハードにした、つまりパンクをさらに激しく早くうるさくした音楽。
代表格はディスチャージ

そうしたハードコアバンドは、アンダーグラウンドのアメリカでも盛り上がる。
代表格はブラックフラッグ、バッドブレインズ、マイナースレッド。1977年に間に合わなかった!と思う若者たちが暴れまわるわけだw
しかし、ライヴハウスでは警察が来たり、シーンはどんどん危険性が増し、一部を除き商業的には成功できなかったし、セルアウトのためハードロックに転向するバンドも出てきてシーンは沈静。




また、メタルにハードコアのスピードと激しさを取り入れ、暴力性を増したメタルも登場した。
スラッシュメタルである。代表格はメタリカ、スレイヤー、メガデス、アンスラックス、パンテラ
とんでもなくドコドコなバスドラ、スピーディなリフ、ドスのきいたボーカル、みたいな激しきメタル。



・90sUSオルタナティヴ
80年代インディ・アンダーグランドでは、前述のハードコアパンクのシーンから、ハードコアに切ないメロディを乗せたハスカードゥダイナソーJr、重々しいサウンドを武器にしたメルヴィンズ、リズムマシンに乗せたハードコアサウンドを奏でたビッグブラックなどが現われる。

そして独自のポップセンスを見せたギターバンドピクシーズ、サイケデリックさを感じさせるR.E.Mの商業的成功、そしてノイズ実験音楽を奏でるインディの帝王ソニックユースの積極的な活動。これらがUSのインディ音楽を活性化させる。



そしてそれらが基盤となって、事件を起こしたのがニルヴァーナの1991年のアルバム「ネヴァーマインド」の大ヒット。
ニルヴァーナや、同時期にシアトルから出てきたパールジャム、サウンドガーデン、アリスインチェインズらをグランジと呼ぶ。



グランジは、初期パンク+初期ハードロックという感じで、80年代メインストリームの洗練された音と違い、ギターサウンドは生々しく歪み、荒々しかった。そして、暗く退廃的な世界観を歌い上げるバンドが多かった。
といっても、実際ニルヴァーナはパンク寄りで、パールジャムはアメリカンロック、サウンドガーデンやアリスインチェインズはハードロック・メタルっぽいと思う。

そしてそういうバンドたちが、今までメインストリームだったメタルバンドを駆逐し、チャートの主役の座を奪い取っていく。

グランジというジャンルは人によって定義・範囲が違うが筆者としては「暗いアメリカンハードロック」くらいに押さえている(そうすると、彼らのフォロワーであり今現在、商業的に成功しているポスト・グランジと呼ばれるバンドが踏まえやすいからだ)。


グランジムーブメントの主役であったニルヴァーナのカートコバーンが1994年自殺することによりグランジは沈静化していくが、激しく歪んだギターサウンドでかつ可憐で感動的そしてゴスいロックを奏でるスマッシング・パンプキンズがギターバンドシーンを背負う。


また、グランジだけでなく、ロックにラップ・ヒップホップを融合させたミクスチャーロック(和製ジャンルだが)がメインストリームへ。ハードコアバンドであったビースティボーイズがヒップホップへ転向したこともミクスチャーへの影響が大きかったといわれる。フィッシュボーン、リヴィングカラーらが基盤を作り、フェイスノーモア、そしてレットホットチリペッパーズの成功によりメインストリームへ躍り出る。



80年代にミニストリーが開祖のインダストリアルも、ナインインチネイルズの成功によりメジャーな存在へ。工場の機械音などを録音したへヴィな音楽、超単純に言えば打ち込みメタル。


また、わざと悪い音で、ヘロヘロでチープな音で録音するバンドも出現。ローファイと言われる。代表格はペイブメントセバドーだが、フォーク・カントリーとヒップホップを融合させたべックもその流れだろう。




インディなギターバンド、グランジ、ミクスチャー、インダストリアル、ローファイなど、80年代にアンダーグラウンドだった音楽が、90年代で一気にメインストリームへなだれ込んだ。これらのロックをオルタナティヴロックという。オルタナティヴとは「主流に取って代わる」の意。


その2はこちら。

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2013/07/06 08:01

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