空白依存症

アクセスカウンタ

zoom RSS パンク以降のロックの歴史(メモ) パート2、UK90sからラップメタルまで

<<   作成日時 : 2010/06/30 00:51   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

・90sUK

前回は90年代アメリカの前半までを見ていたわけだが、イギリスではどうだったのか。

まず80年代後半、マンチェスターではマッドチェスターと呼ばれる、ハウス・ダンスミュージックとロックを融合させた音楽が流行し、またドラッグの流行により、67年代の「サマーオブラブ」の再来だと騒がれた(セカンドサマーオブラブ)。

このマッドチェスターの代表格は、ザ・ストーン・ローゼス、プライマル・スクリーム、ハッピーマンデーズなど。ニューウェーヴでも触れた、シンセポップ・テクノロックの始祖的存在ニューオーダーもこのムーブメントに強く影響を与えている。




また、90年あたりに一瞬、シューゲイザーというジャンルが流行。ジーザス&メリーチェインの激しいノイズギターにポップなメロディを乗っけるスタイルを発展させ、エフェクターを多用した浮遊感のあるノイズサウンド+甘美なメロディという音楽性。
マイ・ブラッティ・バレンタイン(マイブラ)が有名で、何十もギターを重ねた録音で幻想的な音を作り出していた。
他にもライド、スロウダイヴ、チャプターハウスなどがいたが、マイブラがあまりにも完璧なシューゲイザーサウンドを作ってしまったせいか、はたまたフォロワーが似たり寄ったりだったせいか、ブームは死滅。




そうすると、イギリスでもアメリカのグランジ等が流行って、イギリスらしいバンドがいなくなるのだが、カートコバーンが死んでグランジが終焉した90年代中盤、「イギリスらしさ」を標榜したバンドたちがたくさん出てくる。
それがブリットポップというムーブメントである。

イギリスらしいバンド、というのはつまりはビートルズっぽいとか、ザ・フーっぽいようなポップなロックンロールバンド

先ほどのマッドチェスターの影響もあり、多くのバンドが出てくるのだ。
ブラー、オアシス、パルプ、スーパーグラス、スウェード、アッシュ、クーラシェイカー、ブルートーンズ、エラスティカ、スリーパー・・・場合によってはトラヴィスまで含めたり。






まあ、ブラーとオアシス以外はだいたいみんな消えちゃったんですが・・。両バンドの対立は有名。ブラーは中産階級で、馬鹿っぽいけど実は知的で様々なタイプのポップソングを打ち出す。オアシスは労働階級で、ジザメリやストーンローゼスに連なるギターサウンドに美しいメロディを乗っける。
バックボーンも音楽性も正反対と言える様な2つのバンド、だったからか、メディアが対立を煽る煽る。

んでさらに新人をデビューさせまくってシーンを煽る煽る。みたいな感じだったらしい。

クーラシェイカーなんて、グルーヴィでかつインド音楽っぽいサイケやったりして、今デビューしたほうがよかったんじゃねえかっていう感じだったりするけどなー。惜しい。


このブリットポップの狂騒の中にあったUKだが、その中でかなり異彩を放っていたバンドもいた。
その1つはレディオヘッド

USオルタナティブに影響を受けた鋭いギターと辛気臭い歌で異彩を放っていたが、3rdアルバム「OKコンピューター」でエレクトロニカを吸収し、孤高の世界観を持つ実験性の高いポップミュージックとして、ロックシーンの先頭に踊り出た。




あとはマッシブアタック。つかこれロックか?簡単に言えば気持ち悪いヒップホップのトラックとテクノの融合。
彼らや、あとはポーティスヘッドの音楽はトリップホップと呼ばれた。いわゆる「踊れないダンスミュージック」。


この90年代UKでは、ロック以外にもテクノ・ダンスミュージックがかなりメインに躍り出たんだけど、そういうミュージシャンもロックへ接近してきたり。
まあ、ロックファンでも聴けるテクノ、とでも言いましょうか。「ビッグ・ビート」などと呼ばれていました。ケミカルブラザーズプロディジーですね。

ブリットポップが終わり、00年代に差し掛かるころには、レディオヘッドの辛気臭い歌をかすめとり、サウンドはいつかのU2を思わせるような冷たい音を出したコールドプレイが商業的成功をおさめます。



・90s後半のUS

アメリカは、グランジの崩壊後、メロディックハードコア(メロコア)が市民権を得ます。
今現在はこの手の音楽はポップパンクという呼び方のほうがよく目にしますが。今でも若者を中心に人気があるジャンルですな。
早くてうるさいハードコアの演奏に、キャッチーな歌を乗っけるという音楽です。
バッドレリジョンが作ったエピタフレーベルから、まさにメロディアスなハードコアNOFX、激キャッチーでカラッとした明るさを持つオフスプリング、昔のパンクファッションに身を包んだランシドなどが出てきます。そしてポップなパンクを打ち出すグリーンデイの登場。
00年代にはBlink182やSUM41が人気を得ますね。



そして90年代終わりになると、ミクスチャーロック、特にヘヴィな音を出すミクスチャーが猛威をふるいます。

もともと、ハードで重心の低いサウンドで、それにラップを乗っけていたミクスチャーバンドとして、レイジアゲインストザマシーンがいました。
彼らのリリックは政治批判。強烈な、左よりの主張で、過激な主張を掲げていた強烈なオルタナティブロックバンドでした。



彼らが人気を得たことで、音楽産業は「へヴィ+ラップ」の音楽性が売れることに気づいたのか、単にレイジのフォロワーが現われたのか、まあそういうバンドが沢山出てくることになります。

そしてヒップホップと、ダークで重苦しいサウンドを融合させたコーンが人気を得たことでその流れは決定的。
コーンの弟子的存在でエンターテイメント路線のリンプビスキット、壮大なメロディを持つリンキンパークなどが出現しバカ売れします。
このヘヴィサウンド+ラップのスタイルをラップメタルとかニューメタルとかいいます。



当初ミクスチャーっていうのは、雑食的な音楽でして、洗練されてない生々しい音で、まさにオルタナティヴだったんだけど、ここまでくると即効性のあるただの売れ線ロックじゃん、(まあメロコアも同じようになったし)っていう意見もある。俺はそういう感じ。

でも、今現在多くのフォロワーが消える中で、個性のある連中(デフトーンズ、インキュバス、システムオブアダウン)は生き残っているし、メタルを復活させた現代のメタルだ!と評価する声もあるとか。



その3はこちら。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
パンク以降のロックの歴史(メモ) パート2、UK90sからラップメタルまで 空白依存症/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる