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zoom RSS The Libertines『Up The Bracket 』(2002年)

<<   作成日時 : 2011/04/04 16:55   >>

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アメリカやオーストラリア、スウェーデンから多くのガレージ・ロックンロールが出てきて、それらがイギリスで受けるものの、イギリス出身のバンドは未だいなかった。そこにようやく、彼らがイギリスから登場。まさにド直球の小汚いガレージサウンドに、自分達若者の代弁者としての歌を乗せた。突発的なゲリラ・ライヴを敢行するDIYさ、そして破天荒な行動さはパンクを思わせた。プロデュースはクラッシュのミック・ジョーンズ。そりゃ、人気が出るのはそりゃー当然でしょう。


日本の洋楽ロックファンにも根強い人気があるリバティーンズだが、僕はちゃんと聴いたのはたぶん2年前くらいかな。笑 だって、今まで読んでくれた方は分かるとは思いますがロックンロール・リバイバルとか真っ先に乗れない人間だったからね。リバティーンズなんてスルーもスルーですよ、まったく。


いざ聴いてみると、たしかにガレージであり、音も悪い。かなりローファイに録音された作品であるようで、そしてつんのめったリズムに、ストロークスの如くモタり気味の歌唱、しかしロマンチックに歌い上げようとしていることは分かる。ときたま切り込むように入るギターも凄く甘いラインを奏でており、「おおっ」という部分はある。

そのロマンチックさというか、曲の良さっていうのは(個人的にはもっとキャッチーでもいいとは思うんだけど…)90年代のビートルズになり損ねた伝説のバンド、ザ・ラーズであったり、80年代を代表するザ・スミスなんかの影響も感じられなくもない。そしてロックンロール以前の英国に根付く伝統的な音楽まで回帰して音楽を鳴らした。それはそれはササくれたジャンクなロックンロール集が出来上がった、と。だから彼らはかなり音楽を遡り、ある意味勉強家的なロック・バンドだったと思う(ライナーで「お勉強家ではなくて不良だ」と否定されてたけど、彼らも中流階級出身だからその指摘は間違ってるね)。


しかし、うーむ。「Horror Show」「Time For Heroes」「Up The Bracket」あたりはなかなかメロウでいいけど、やっぱこの手の音楽を熱心には負えないわ。直球ガレージと最初に書いたけど、本当は凄く多様な音楽が混ざり合い、前のめりなロックンロールに集約されている、そんな音楽なんだけど。わかるけどねえー。歌詞もハチャメチャで面白いんだけど、普段聴くうえでは気にもしないので…。「What A Waster」もキラーチューンなんだろうけどそんなに好きという訳でもない。

やっぱこのバンドで一番好きなのは2nd国内盤に収録された「Don't Look Back into the Sun」で、あの甘いギターラインが好きなだけで、あの曲だけあれば僕はリバティーンズはそれだけでいいや。やっぱリバイバル系バンドに呪われたここ5年間だったんだろうなー俺、ということを再認識いたしました。このもっさりとした歌唱っていうのがまず苦手なのかもしれねー。




評価:7.0




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コメント(2件)

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レディオヘッド好でしたら、解ってもらえる思うです。
今回の東北地震について変だ思た事無いですか?
ちょと「人工地震」の可能性について人工地震で
コピペググしてもらえせんか?
モスコ
2011/04/04 18:28
>モスコさん
レディオヘッド好きですけど、全然分かりません。
今現在の人間の科学が起こせるほど、あの地震は生易しいエネルギー量では無いと思いますよ。
たびけん
2011/04/07 19:15

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