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zoom RSS The Drums 『The Drums』(2010年)

<<   作成日時 : 2011/07/31 01:01   >>

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アニマル・コレクティヴの『Merriweather Post Pavilion』が発売されてから、いやヴァンパイア・ウィークエンドの1stが出てからなのか?USインディーがにわかに活気づいてきたのを僕ですら感じていまして、それが特に来てる感あったのが2010年だったようにおもいます。特にその中心はNYのブルックリンらしく、ブルックリンから数多のバンドが出てきて注目を集めている様です。


そしてそんなUSインディーからの刺客がまた1バンド……、ザ・ドラムス。
どっかのメディアが「2010年最大の新人!」とか言ったらしくそれはどうかと思いますが…。


最初youtubeで聴いたときは「確かにポップで良いけど物足りないな、買うほどでもないかなー」と思ってましたが、話題作であることやTLの方にも薦められた(たしか)ので購入。


すると、たしかに良い!となったんですが年末あたりでは「飽きた」ってなったわけです。し、しかしです、でも今年も普通に聴いてしまうんですね。今また聴いてみたらやっぱりイイじゃないかと。もう1周どころか2周まわって良い、みたいな感じ。


サウンドは、凄くスカスカでシンプルな印象。細いラインのギターも目立ちますが、僅かなリブァーヴ(本当にかかってるかは知らん。適当。)やビーチ・ボーイズを思わせるコーラスワークなどで音の薄さをごまかしているような感じで、そして全曲キャッチーなメロディーで、2〜3分の曲の多くを歌で埋めてしまってます。その辺が、分かりやすいのだけど僕が一度飽きてしまった原因だと思います。


ギターのペラペラ具合や歌のテーマ(というか代表曲は「Let's Go Surfing」)から、現代版サーフ・ロックといったところでしょう。このあたりが、ひどくノスタルジックな印象を与えまして、GIRLSと双璧をなすノスタルジック・インディーロックの先鋒でしょう。


まず代表曲・キラーとなるのはM-1「Best Friend」、M-3「Let's Go Surfing」。後者は口笛が入ってるところも良いです。軽快ですが、すこし湿ってるサウンドです。M-2「Me And The Moon」のドラムの音、俺のMTRのリズムマシンでも似たような音出るぞ?というくらいチープな印象を与えますが、これがいいんでしょうなあ。あとは「テンポを上げたビーチ・ボーイズ」と形容したくなるコーラスワークが綺麗なM-5「Skippin' Town」など。意外と後半は、前半での軽快さが薄れてきて、メランコリックな感じがあります。まあ最初から湿っぽさはあるんですけどね。夏に聴きたい感じなんですが湿っぽくて良いです、ってなんかずっと湿っぽい湿っぽいばっか言ってるな。


彼らのメロディーにはクセがあるように思います。「あれさっきも似たようなメロ歌ってたような」みたいなね。独特の感じがあります。しかし音の振れ幅は無いこともあり、全曲似たような感じばかりかもしれません。これもまた飽きる感あるかも。これまた僕のツイッターのTLの話ですが「これは最近のインディー・バンドに全体的に観られる傾向だ」と指摘する方もいらっしゃいます。…ですが、一個一個の曲では評価できる、というか良い曲を書くバンドだとも思います。


個人的にはベストはM-6「Forever And Ever Amen」。僕には、ニューオーダーの切ない要素だけを抽出したかのような曲に思えて、むちゃくちゃ好き。この踊れそうな(たぶん)16ビートに乗るチャーミングなメロディーと単音リフ、そしてサビ部分を聴くと、最近愛観しているアニメ『ストライク・ウィッチーズ』のヒロイン達の如く、青い空へと雲を突き抜けて舞い上がっていくような感覚に陥る……とか書くとキモ過ぎる。
っていうか「愛観」なんて言葉あんのか。M-10〜M11あたりも素晴らしく、やはりちょっぴりニューオーダーを感じるんですが、「オマエ、ニューオーダーのどこを聴いてんのよ?」と突っ込まれそうですし、僕の「キュアーっぽい」&「ニューオーダーっぽい」と感じる確率は異常に高いので、信用しないほうがよろしいかと。



なんだかんだ聴いてしまうあたりは、案外「ドラムスは別格!」とか言ってたスヌーザーのライターの言葉もあながち間違いではなかったのかなー。ま、今年のクソ暑い夏には、ドライブで聴くもよし、家の中でダラダラしながら聴くもよし、なサーフ・ポップ。
「日本のロックばかり聴いてるけど実は洋楽も聴きたい、でもどこから入ればいいか分かんないし、できれば最近のトレンドを追いたい…」なんて方がもしいらっしゃるなら、レンタルで見つけたならこのドラムスでも良いかも。それくらい分かりやすく全曲どキャッチー。


評価:8.5








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