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zoom RSS Yes Giantess 『Siren』(2010年)

<<   作成日時 : 2011/09/25 22:12   >>

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パッション・ピットと同郷で旧知の仲、っていうかレーベルメイトなのかな?彼等イエス・ジャイアンティスは、それこそパッション・ピットと同じく、インディーロックとエレクトロを繋ぐような存在だ。


しかしパッション・ピットがキラキラとした切ないサウンドやハイトーンの声で異様なまでの多幸感を醸し出していたのに比べると、まあ、彼らはぶっちゃけ普通である。ふつーのエレ・ポップ。その辺が、好みではあるけど僕が購入にまで至らなかった理由だ(ツタヤにすぐにレンタルで出たので借りたが)。


ふつーと言うと流石にアレなので書くと、80年代のニューウェーヴ〜シンセ・ポップやポップスのような、ゴージャスな雰囲気が漂っている。久保憲司氏からは「ヒューマン・リーグと、バングルスと、プリンスが一緒に演奏している感じ」と評されているし、ロッキンオンの編集員日記でも「80年代から90年代にかけてのポップ・ミュージック
(メジャーなほうの、たとえばマイケルとかマライアとか)」とか言って引き合いに出したりしている。そして、面白いのがこういうかつてはメジャーだったエレ・ポップ、今聴くとチープでそういう部分が切なく聴こえるような音楽をインディーロック的な音と言うかスタイルと言うか、そういうものとして提示されているのが聴きどころなのかなと思う。


つまりは、近年のインディーロックの中には80年代のメインストリームとかエレポップの影響が出ているバンドも多いという事で、なかなか面白いなと。そのままやるとただのメジャーなクソ打ち込みポップになるんでしょうが、インディーの感性でそれを最新型の音楽にしていると。ああ、そう考えると音楽って面白いですね(何をいまさら)


以前レビューした中ではアリエル・ピンクがインディー的ローファイと80sを融合させ異形な音楽にしたのに対し、彼らイエス・ジャイアンティスはふつーにクオリティーの高いシンセポップをやっている感じはありますし、あとはM-2「Can't Help It」とかM-5「Tuff'n Stuff」とか、パッション・ピットと比較しちゃって物足りないとか切なさやキラキラさが足りないし別に普通じゃね?とか思ってしまう部分もあるんですけど。でも、それならこの年のホット・チップを好んで聞いていたり、ちょっと80sのバブリーなシンセポップ感も無くも無かったマット&キムを愛聴してたのは何だったのか、こいつらだってそうじゃないかー。と、自分の矛盾に気付いてしまいました。


まあ、どうなるんだろうなー。やっぱりパッション・ピットと比べれば壮絶感が無いというかお気楽に聴こえるし、インディー臭も少ない気がしてなー。でもメロディアスな曲ばかり並んでいるので嫌いじゃないです。個人的には、以前聴いていたピコピコ・エモなCash Cashとかに近いのかなとかも思いました。そいつらは今のメインストリームみたいな音やメロディーなんですがね?なんかそう考えるとどういう音ならインディーなのか、メインストリームなのか分からなくなってきました。難しいですね(何だこのまとめ)。



評価:7.9






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