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zoom RSS Vampire Weekend 『Contra』(2010年)

<<   作成日時 : 2011/10/18 16:28   >>

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僕なんかが今更このバンドに何も言う事は無いのだけど、一応記事にしておこう。正直彼らの「良さ」は分かっても「凄さ」が分からなかったんだが、去年になって、ようやくリズムが凄いんだなと。
ロックなら当たり前に使う8ビート、16ビート、2ビート。そういう直線的なビートをとにかく徹底的に排し、その上で普遍的(と思えるような)ポップなメロディーやサウンドを乗せる。それが実験性とポップを今一番上手に両立しているバンドとしての高評価だと。「そういうバンドって他にもいろいろいるんじゃないの?」「過去にも現在にも普通にいるんでないの?」とも思うんですが、そういうことだったのね。
そして最近そういうアフロ・ビートとか言われるリズムを取り入れたバンドも多く、そういう影響力という話でも凄い、ブルックリン・シーンのアイコン的な存在としても注目されているということなんでしょう。最近気のせいか日本にも非ロック的なリズムを意識するバンドも増えてきたような。間接的な影響でもあるんでしょうか。


僕は、民族音楽(よく知らんけどヨーデルとか)っぽいところが良いのかなとか、1st収録の「A-Punk」は現代版ネオアコだとか思ったわけですが…。


本作はキラーらしいキラーは無いものの、捨て曲は全くなく、全曲メロディーが立ち、牧歌的で穏やかなポップソングが並んでいます。強いてキラーを挙げるならM-1、M-2、M-8「Giving Up The Gun」で、M-6やM-8にはシンセ・ポップやエレクトロを通過したような感触がわずかにありますし、M-9なんかは現代のHIPHOPと純白なインディーポップが合体したかのような感触。ピアノやストリングスがあくまで上品に添えられ、木琴なんかがアクセントとしてキラキラと輝き、まるでおもちゃ箱のような……という例えは陳腐ですが、流石です。


しかし、順当すぎる2nd。死角は無いし、あまりに出来上がっている。でも1stの衝撃は無かったな。完全に実験ポップとして出来上がっていて、バンドの流れとしてはつまらん。というのは正直なところ。作品としてはいつ聞いても「素晴らしい」と感じますし、時にゴキゲン、時に涙を誘うメロディーも大好きです。海外インディー・ロック・ファンの最大公約数という意味でも、そういう存在はマジで有難いのですが…。手堅すぎやしませんか。まあ、まだ2ndだからいいのか。これで完全に評価も固まり、スタイルも確立されたとすれば、次作どう出るか、じゃないでしょうか。


評価:8.4





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