空白依存症

アクセスカウンタ

zoom RSS Versus『On The Ones And Threes』(2010年)

<<   作成日時 : 2011/10/03 22:22   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像


USインディーという言葉だけを取っ掛かりにしてツタヤで借りたのですが凄く良いです。このVersus、USインディー界のベテラン・バンドであり、スーパーチャンクが主催するレーベルからリリースしていたそうで、そして今現在メンバーは+/-で活動していることでも知られているそうです。そして、10年ぶりにこのVersusでリリースしたのが本作。


男女混声ボーカルとノイジーなギターサウンド、でもメロディーはポップ。90年代のオルタナの香りはかなり感じますが、グランジのような歪みによるヘヴィーなダイナミクスは無く、正直派手さは全くと言って無く、かといって新鮮な音楽という訳でもないですが、この生々しいバンドサウンドとポップな歌のバランスが絶妙で、類を見ない個性になっているというところでしょうか。


M-1「Invincible Hero」はどことなくNirvanaやthe vaselinesを引き合いにできそうな曲で、うっすらとストリングスが入るところが心地よいです。M-2「Nu Skin」はダイナソーJrのようなダルさがありますし、M-3「Into Blue」はやはりthe Vaselinesっぽく、彼らの2010年作よりもこちらのほうが若き日のヴァセリンズを思い起こしてしまいそうな笑。


これまたストリングスとバンドサウンドの絡みが優しく牧歌的なM-4「Gone To Earth」やM-6「Erstwhile」、弦楽器がアクセントになっているのは彼らの特徴かもしれません。後者のメロディーにはどこかHoleっぽさを感じたりします。

また、M-8、M-9などはクリーン〜クランチ気味の硬質なギター・アルペジオが綺麗で、ノイジーなだけじゃない一面を見せたりしています。


サウンドの比較対象をあげるならばやはり何度もいうようにVaselinesや、Pastels、Dinosaur Jr、Pavement、Liz Phairなどの90年代オルタナや初期のTeenage Funclubなどでしょうか。でも、それよりも90年代のバンドのようにヘロヘロしてなくて、シュッとしてる気がする、シュッと。笑 伝わらないかもしれませんが……どことなく、90年代オルタナなんだけど00年代以降の今っぽい感じもあるというか、その2つのミッシングリンク的1枚なのかなとも思いました。


もう少し一曲一曲が短ければ(4〜6分台の曲も多いので)愛聴盤になったかもしれませんが、まあそれでも、アクロバティックなアプローチや新鮮な参照点なんぞなくても、ノイジーなバンド・サウンドと絶妙なポップ・センスだけでこれだけ個性的なのは素晴らしいと思います。僕がよく行く(そんな大きくない)ツタヤにも置いてあったので皆様是非。



評価:8.0





テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
Versus『On The Ones And Threes』(2010年) 空白依存症/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる