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zoom RSS Led Zeppelin 『Presence』(1976年)

<<   作成日時 : 2016/07/31 20:12   >>

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とにかくM-1「Achilles Last Stand」だ。マスロック的とも言えるドラムのキレ(と思ったけど流石に強引か)が強烈。ゴリゴリと岩を削るかのように鳴らされうねるベースと固いスネアが疾走していく。かろうじて歌の構成やギターのスケールだけはブルースの影響を残しているが、ほぼロックンロールとかブルースとかの原型は残っておらず独自の世界が繰り広げられている。4人のメンバーがそれぞれ個性やアイデアをぶつけ合った結果生まれた、音の塊。この楽曲は、今の日本の疾走感があってキメの多いいわゆるロキノン系ギターロックを聴いている人でも何か思うところがあるのではないかと思う。おすすめである。ZAZEN BOYSが「法衣を着たレッド・ツェッペリン」と呼ばれる理由もなんとなくわかるであろう。渋谷陽一もとうとうロックはここまで来たか、と思ったそうだがそれも頷ける。特にライブ映像はかっこいいよ。


まぁこの1曲だけの感想でも十分なのだが、少し他の曲にも触れてみると、ブルースをゴリゴリと発展させて独自の一体感、唯一無二のサウンドを作った(とでも言うしかない、俺の文才では…)「For Your Life」ってかこの手の楽曲ってファンクともいえるのか?ドラムの音がデカいだけじゃないか?もう、わからんな。ロックだよ。こういうのがロックって言うのか(錯乱)。
「Nobody's Fault But Mine」はリフが印象的でフランジャーの音も印象的だが、このリフ(とその派生形のフレーズ)で6分間ずっと押し切ってしまうのはすごい。相変わらずギターとベースのゴリッとした感触は独特。「Candy Store Rock」はちょっとブラックミュージック/ロックンロール的な歌唱か?でも基本的にリフで押し切る感じ。「Hots On For Nowhere」もリフで押し切る感じがある(何度目だよ)。しかし、ずっと反復していても、ベースとドラムが生む歪なファンクネスとギター・リフでずっと成立してしまう存在感、まさにプレゼンスが凄すぎる。最後の「Tea For One」は彼らなりに解釈されたジャズ風ブルースロックとでも言えばいいのか、ハードロックはロックンロールのパロディだとある評論家が言っていた気がするけど、誇張されたブルースとでも言える長尺ナンバー。



ブルースやフォークを爆音とアイデアで結合し「ロックンロール」の範囲/可能性を拡大し続けたのが70年代であり、レッド・ツェッペリンだったのではないか。1976年。そろそろ新しいロックの波が現れる頃だけれども、その前までのロックの進化の一つの到達点がこの頃のツェッペリンなのでは?と生意気ながら、大して聴いてないながらも言ってみるが、そこまで的外れでもないのでは。そう思うほどM-1は凄いです。






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