Everything Everything 『Man Alive』(2010年)

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everything everythingの1stフルアルバム。やっぱり良い。
別に何の曲が良いとかではないけど、流してて悪くない。

ポストパンク・リバイバル的な性急なビートで疾走感のある曲が良い(M-2とか)。ブロックパーティーや、ウィーアーサイエンティスツなんか好きな人が飛びつきそうな。でも、メロディーや声に癖がある気がする。
キモい声やささくれ気味のギターは、オリジナルのニューウェイヴ・ポストパンクにも影響されてるのかな?と思う。EP聴いたときはクリムゾンの影響もあるかと思ったが今回はあまりそう感じなかった。
しかしクイーンの影響は相変わらず感じた。でもその度合いはなんつーか、ジェリーフィッシュ聴いてる感に近いかも。コーラスのハーモニーが凝ってて綺麗。レディオヘッドの影響も、言われてみれば影響源の1割くらいは無くもないかな、程度に感じた。
ファルセット多用してるし、たまにメランコリックなメロディーも聴けるし、シンセとギターロックの折衷具合なんかが、そう感じさせる原因かもしれないが、あんなに絶望的な鬱メロは無い。せいぜいM-11「Weights」がその影を感じさせるくらいか?
むしろ、癖のある展開は聴いてて楽しくなるくらい。
でもM-10「NASA Is On Your Side」の歌いだしはコールドプレイかと思った笑


EPではアカペラの曲あったが、今回はM-7で似たようなアプローチ、アルペジオの上に声のハーモニーが乗っかる曲とかがある。
個人的にはM-6「Photoshop Handsome」のメロディーがあっちゃこっちゃにいってるような(笑)感じがたまらない。


ツェッペリン、プログレ、レディオヘッド、クイーンを良いところどりしてポストパンク・リバイバル通過させた…という感じなんだが、しかし良いところどりバンドによくある無個性になっているわけではなく、
アルバム全体的にどこか一癖あるアレンジ(具体的には書けないけど)が個性を出してるような気がする。
まあ、例えばM-13のめっちゃ早口になるところとか、M-8のツェッペリンみたいにうねってハードなギターフレーズ飛びだしたりとか、M-11やM-14がシンセポップみたいになってるじゃん!とか。

EP聴いたときは全曲方向がバラバラで、まだまだ未知数のバンドだな~という印象でしたが、今回もいくつかの曲がたしかにバラバラの方向を向いてるんですが、でもアルバム通じて統一感あるというか、「エブリシングエブリシングってこんなバンドなのかー」ってわかる感じするんすよね。
良作。
ブロックパーティーの再結成もなんか雲行き妖しいみたいだけど、奴らが居なくてもその穴はこのエブリシングエブリシングと、Two Door Cinema Clubが埋めてくれるような気がした。

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