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zoom RSS Iggy and the Stooges 『Raw Power』(1973年)

<<   作成日時 : 2016/07/25 20:00   >>

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「パンクのゴッドファーザー」と呼ばれるイギー・ポップ。未だに現役なのは恐れ入るが、ベジタリアンらしいね。あんだけ麻薬とかヤンチャなステージングとかした人も最終的には「健康」に行き着くのかー。ストーンズとかも絶対健康に気を使ってるよな、たぶん。


この音楽は、とりあえずガレージ・ロックと言っていいのだろうか。もともガレージ・ロックというのはブリティッシュ・インベイジョンに影響を受けたアメリカのバンドが車庫で練習したりしてたことから名づけられたジャンルで、たしかにアメリカの田舎というのは周りになんもなくてガレージで好きなだけ演奏できる、みたいなイメージがあり、ガレージで演奏されているロックなんてどう考えても小汚くうるさいだろう。というようなイメージで把握していただければいいでしょう。そういったバンドはシングル中心でいろんなバンドが収録されたコンピレーションなんかが有名らしいんだが、こと有名どころで言えばMC5なんかと並ぶガレージ的なサウンドを鳴らしていたのがこのイギー・ポップ率いるザ・ストゥージスだ。・・・ってな把握でいいんだろうか。


僕はしばらく1st『The Stooges』しか聴いたことが無く、「I Wanna Be Your Dog」とか有名だけどそんなBPMは早くないじゃないですかあれ。どっちかっていうと、緊張感がじっくり伝わるタイプの曲とでもいうんですかね。「No Fun」とかも割とショボめの(失礼)原始的ロックンロールじゃないですか。今聴くとめっちゃベルベッツっぽいなぁ。「1969」とかもストーンズやザ・フーとかに印象は近い気がしたし。「We Will Fall」って曲がバッド・トリップを描いたと思われるお経みたいなクソ暗くて10分くらいある曲で、サイケデリックな感もあって。これがパンクにも影響を与えたバンドなの?と。
だからさっさとこのアルバムを聴いておけば良かったと。このアルバムはガレージとして、パンク前史のロックとして、わかりやすい。まずとにかくM-1「Search And Destroy」だ。プチプチと、(たぶん)音が割れている音が聴こえる、本当にひどい音。昔ながらのロックンロール・スタイルを原型としながらも、初期衝動がその形をぶっ壊していったように感じる音楽。特に後半のギターサウンドのブッつぶれ具合は今だとオルタナ的とも捉えられる。衝撃的だったし、非情に納得した。これが皆が言っている、「イギー・ポップ」の姿か!と。

M-2「Gimme Danger」はベルベッツっぽい匂いを感じるが、M-3「Your Pretty Face Is Going To Hell」はM-1よりも実はひどいかもしれない音とイギーのシャウト&ダミ声が特徴的な、あまりにもうるさいロックンロール・ブギー。M-4「Penetration」はちょっとストーンズっぽいかなと思うが、まぁイギーの歌がブレスも含めてうるさい。笑 こんな感じでとにかく、50年代的ロックンロールを継承しながらも、それを暴力衝動でイビツにしたような極めて破壊的なサウンドで満ちている。実は僕はガレージ・ロックがあまり得意ではないのだが、それが現代のバンドのガレージ・サウンドが気に食わないだけであったようで、本当にこのアルバムはかっこいいです。




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